かくすけのなんでもブログ

女性実況者かくすけのブログです。

ゲーム・オブ・スローンズ 感想

こんにちは。かくすけです。
Twitterのほうでワイワイツイートしていた海外ドラマ、ゲーム・オブ・スローンズをすべて観終わりました。

www.hbo.com

終わってしまったあ~。はまっていたものが終わると切なくなりますね・・・

ということで、今回はゲーム・オブ・スローンズの感想をつらつらと書いていきます。
盛大なネタバレが含まれますので視聴済みの方のみ読んでくださいませ。
未視聴の方はみるべし!大人向けなので家族で一緒には見ない方がいいです笑
ファンタジー世界の戦争のお話です。

全体感想

最終シーズンのAmazonレビューが低めだったのでちょっと心配だったのですが、私は最後までとても楽しめました!
確かに人によって感じ方が違う終わり方かもしれませんね。でも私は「みんなが行くべきところに行った」という感じで満足です。
もちろんデナーリスの最期は悲しかったですが・・・

ストーリー全体に対しての感情は
衝撃7割、悲しみ1.5割、怒り1割、喜び0.5割
くらいでした。
不の感情が多い・・・でも面白くてみるのをやめられない!そんなドラマでした。

そんな衝撃的シーンの多いドラマでしたが、その中でも個人的に衝撃を受けたシーントップ3について書いていきます!3,2,1の順にいきましょう!

衝撃を受けたシーントップ3

3 ネッド・スタークの処刑

まず、3番目に衝撃を受けたシーンは大好きなお父さん"ネッド・スターク"の処刑シーン!
まだシーズン1でこのドラマの厳しさを知らなかったため、最後までなんとかならないかと祈っていましたがそれもむなしく…
このドラマの厳しさを最初に思い知らされたシーンです。そしてジョフリーとサーセイに対する怒りが燃え上がったシーンでもあります!
命を失ってまで真実を追い求めたネッド・スターク。私としては血がつながってなくてもそこの息子として育てられたんならいいんじゃないか?と思ってしまいますが、そう簡単な話ではないのでしょうね。

2 ジョン・スノウの死

2番目に衝撃を感じたシーンは我らが北の王、ジョン・スノウの死です!
もともと敵であった野人までもを助け、壁の南に迎え入れたジョン。その優しさが仇となり、仲間に殺されてしまうという、とてもとてもつらいシーンでした…
明らかに忌み嫌っていたメンバーだけでなく、弟的存在のオリーに刺されるのが本当につらい…
後にジョンは生き返るわけですが、本当にショックを受けたシーンでした。なぜいい人ばかり死んじゃうんだー!と。悪役の登場人物も同じくらい命を失ってますが、やっぱりいい人の死は印象の残り方が違いますからね。

1 ロブとキャトリンの死

1番衝撃を受けたのはロブとキャトリンの死亡シーン!!
だって、まさかじゃないですか!まさかあの場面でこの二人が命を落とすなんて!
ロブは1番の主人公的なポジションだったのに!!
キャトリンだけでも捕虜くらいにとどめて貰えると思ったのに。
このドラマの慈悲の無さを一番感じさせられたシーンです。
しかし、これがまたリアルさを感じられますよね。勇者が皆敵と一騎打ちで相打ちとか、実際はそんなことの方が少ないのでしょう…

トップ3を振り返って

書いていて重苦しい気持ちになりましたw
衝撃を受けたシーントップ3はすべてスターク家の死になってしまいました。
スターク家のみんながそのくらい思い入れを感じられる素晴らしい一家だということです。
他にも色々と衝撃的なシーンはあるのですが、止まらなくなるのでこの3つだけにしておきます!

登場人物への思いを語るパート

ゲーム・オブ・スローンズにはとても多くの人物が登場し、正直名前を憶えられていない人もたくさんいるのですが、善悪関係なく魅力的な人物ばかりでした。
ここではメインキャラクターや特に思い入れのある人物に対しての思いを語っていきます!

ネッド

衝撃を受けたシーントップ3に含まれていたネッド・スターク。
そこでも書きましたが、家族思いで誠実なとても素敵なお父さんです。
その誠実さが彼の死を呼んでしまったのですが、最後まで屈しない姿がかっこよかった!!

キャトリン

強くて美しいお母さん。冷徹に振る舞うこともありますが、それは家族への愛によるもの。
望まぬ結婚を冷静に受け入れ、本当に大切な家族を得るのは難しいことだと思います。
女性らしい面もあり、ジョンに対しての態度を悔やんでいた姿が心に残っています。

ロブ

真面目でやさしく、兄弟思いの長男。
この世界の長男らしく、自分がやらなきゃという気持ちが強い人物でした。
そして優しすぎたり、人を信じすぎたりするところがあり、それが彼を辛い運命に導いてしまいました。
兄弟の中ではしっかりしているけど、まだ若すぎたのでしょうね…つらい

サンサ

ひたすら配偶者に恵まれない。かわいそうで美人な長女。
なぜよりにもよって…という感じでしたね。
しかしそれによって、スターク家の中で一番成長が見える人物だったと思います。
物語の後半は本当にかっこよかったですね!!
元々一番故郷をでたがっていた子が最終的には故郷を何よりも大事にするようになる。ベタではありますが、とっても良いと思います!

アリア

強くて孤高でかっこいい子です。
私自身、優しくて真面目な兄と明るくて女性らしい姉を持っている男っぽい次女なので、アリアには自分を重ねて特に思い入れがありました。こんな強くないけどね!
途中までは一人だけ全く別軸の旅をしていましたが、後半強くなって家族と再会したときの笑顔がとても愛らしかったです。
夜の王はジョンが倒すと思いきや…かっこよかった!!
あと、素晴らしいほどの姿勢の良さが好きです。

ブラン

物語前半ではいかにも少年!という感じでしたがこんなに変わるなんて。
最初のころから出てきていた三つ目のカラスがこんな意味を持っているとは思いませんでしたね。
彼のパートは世界で起こっていることを神様のような視点で見ることができて面白かったです。
狼潜り、してみたいなあ。
最後の評議会のシーンが好きでした。結局ブランが全部何とかしてしまいそうな感じでw

リコン

スターク家の中では残念ながらあまり目立たず命の失い方もひどい内容で、悲しくなります。
他の兄弟たちがすごすぎるだけで、リコンは一番幼く普通の男の子でした。
小さなころから大人たちの大きな戦いに巻き込まれて、とにかくかわいそうな人物でした…

ジョン

優しさの固まり。すべての人を平等に愛する人物です。
最後は彼が王になると思ったのですが、あれでよかった気がします。
ジョンのいるべき場所はやはり壁とその北ですね。
最後に自分がしたことが本当に正しかったのか?と言っていたのが彼らしく、辛く、心に残っています。
最終回で壁に戻った後、きっと冥夜の守人と野人、力を合わせて皆を守り続けるのでしょう…!

ホーダー

ホーダーをどこに入れるか悩みましたが、他のところに入れるのが難しいのでここで。
ブランの部分のコメントを書いていて思い出しました。ホーダーがホーダーになった理由が分かったシーンはトップ3に入れてもいいくらいの衝撃がありました!
ホーダーはあのためだけに生きてきたんだと考えると…苦しくなります…

シオン

ダメダメなグレイジョイ家の息子であり、スターク家の息子。
そろそろ改心するか!?というのを何回か繰り返して、最後にはやっとかっこいいところを見せました!
サンサを助けた場面でついに!と思ったんですけどね。
そしてブランを守るという大事な使命を果たしてくれました。かっこよかったぞ!

ヤーラ

かっこいいシオンのお姉さん。
なんどシオンにがっかりさせられても結局は許してしまう兄弟への愛も感じます。
そしてかっこいい。それに尽きる。性別は女性ではありますが海の漢!って感じですよね。
実際にこんな人いたら惚れるだろうなあ~

サム

ジョンの親友。本が大好き。
正直最初のころはこんな重要人物だと思いませんでした。みんなそうですよね!?
戦闘能力は低めですが、彼の経験と知識により多くの人が救われました。
ティリオンと同様にいつ死ぬかとヒヤヒヤさせられたキャラクターでもあります。
どんなに強い相手と対峙してもジョンのことを絶対に悪くなんか言わない!最高の友人です。

サーセイ

悪役!!子供たちのためならなんだってしちゃいます。
ずっと嫌いだったのですが、聖堂を爆破させたあたりからあまりの悪役っぷりに一周回って好きになりました。
矛先がスターク家でなければ、その潔いほどの行動にスカッとしますw
どんどん子供を失っていくのが可哀そうでした…そこでもう少し冷静になれると変わったかもしれませんね…
でもそれでこそサーセイですね!完全に悪役ですが魅力的な人物だと思います。

ジェイミー

いい人なんだけど愛する相手を間違ってしまった人。
ブライエニーとくっついて欲しかったー!!と、ウィンターフェルを出ていったときに思ったのですが
王都地下のサーセイとジェイミーの姿を見ていたら、これで良かったと思えてしまいました。
これこそ真実の愛なんですね…いやーでもいい人だし生き残ってほしかったけども!
彼のことを考えるとこんな感じで複雑な気持ちになってしまいます。

ティリオン

小鬼。飄々としていて大好きな人物です。
一番の平和主義者だと思います。とにかく平和になんとかことを収めようとしてましたね。
普通の人だったらティリオンの思いのままに良い世界をつくれたのでしょうが、周りが特殊な人ばかりなせいで後半はうまくいかないことが多かったですね。天敵はサーセイ。
好きな人物だったからこそ、いつ死ぬのかとヒヤヒヤし続けられました。何度も死亡フラグたってたもん。
でも最後まで生き残ってうれしいです。

ジョフリー

嫌な人代表ですね!なぜこんなにも歪んでしまったのか。
猟奇的な性格と子供っぽさが混ざり合ってとんでもない王になってしまいました。
ひどいことを考えているときの表情が好きです。ほんとに無邪気に楽しそうで。内容はひどいものですがw
嫌な人代表ですが、周りからもやれやれな感じで見られ始めてからは何とも思わなくなりました。
悪い人そのものが嫌いというよりは、悪い人がもてはやされてるのが不快なのだと気づかせてくれましたw

トメン

王になるには純粋すぎた少年。
ジョフリーとは打って変わって心の底から良い人で純粋な子です。
ですが、その純粋さのせいでちょっと考えを誤ったというか、人に操られてしまったというか。
自害というのは彼らしさが全面に出た亡くなり方だと思いました。
何も言わず…ああ…思い出すだけで辛くなりますね。

ヴァリス

ティリオンの相棒というべき存在。
誰よりも物事を客観的にみて、常に正しい選択をしている人物でした。
位置づけが絶妙すぎてここに書く言葉が思い浮かばないのですwでも好きです。

デナーリス

ドラゴンの母。ドラゴンがうまれてどんどん強くなっていきました。
元々がすごくいい人で優しさから奴隷の解放を行っていったわけですが、辛いこともたくさん経験し、優しさと責任感で良くない方向へと進んでしまいました。
本当にいい人なのに、結局はお父さんと同じ過ちをしてしまったのが悲しいですね。
美しく、かっこいいのに精神的な弱さや嫉妬心もみせるところが魅力的です。

グレイ・ワーム

穢れなき軍団の隊長、グレイ・ワーム。
デナーリスへの忠誠がすごい。
ミッサンデイとの関わりによってどんどん人間らしい人物になりました。
グレイ・ワームと仲直りできなかったのがこのドラマ一番の心残りです。

ジョラー・モーモン

元スパイ。デナーリスを本気で愛してしまったおじさん。
デナーリスのためならばたとえ拒まれても尽くし続ける姿が良かった。
最終的には本気でデナーリスから信頼されるようになりました。
デナーリスはジョラーと同じタイミングで命を落としてしまった方が良かったのではないかとさえ思ってしまいます。

リトルフィンガー

一番嫌いな登場人物だったかもしれません。
サーセイやジョフリーはいかにもな悪役でしたが、リトルフィンガーは陰湿に悪いことをする人。
サンサが彼に騙されているのを見ていてキーッとなっていました。
といっても私も結構後半まで完全に悪い人ではないと信じちゃってたんですけどね。
でも実際彼がいないとジョンは助からなかったわけで…複雑です。
サンサとアリアの姉妹の信頼が勝利したとき、私はすごく悪い笑みを浮かべていたと思いますw

アマンド

気のいい野人のおじさんです。こういうおじさん大好き。かわいい。
実際周りにいたら面倒だと思うんですけどねw
一度ジョンのことを信じてからはとにかく尽くしてくれていたのが嬉しかったです。
エンディング後も良い相棒として一緒にやっていくのでしょうね!

ブライエニー

大きくて強いお姉さん。本物の騎士だと思います。
忠誠心がとても強く、誓ったとおりサンサを救いました。そのシーンは感動したしかっこよかった!
忠誠を誓った人物、愛する人物をことごとく失う悲しい立ち位置ですが、常に前を向いて進む姿もかっこいいです!エンディングでジェイミーについて記すところもいいですね…
ぜひジェイミーと幸せになってほしかったです。

ポドリック

ティリオンの従者からブライエニーの従者になった青年。
かわいくてマスコットキャラクター的な存在だと思っていますw
最初は全く何もできませんでしたが、最終的にはブライエニーの指導もあり一人前になりました!
脱ぐとすごいらしい。

ブロン

のらりくらりとお金のために働く傭兵。
ティリオンやジェイミーのため忠実に働いているように見えますがそれはお金のため。
いや、本当はやっぱり人のために働いてるのか?とも思えるのですがどうなんでしょうね。
ちゃっかり評議会の一員になっているのが面白かったです。

メリサンドル

紅の司祭。見た目美人だけど実際は何歳なのか…
前半では嫌いな人物でしたが、自分の犯した過ちに気づいてからは好きになりました。
結局は本気で世界を救いたいという一心でやってしまったのだなと。
長生きしている分、他の人物に比べ死の悲しみや恐怖が薄れてしまったのかもしれませんね。
最終的には仲間たちのために全力で戦ってくれました。

ラムジー

嫌な人代表その2。ここの家は家紋からしてどうかしてると思いますw
しかしジョフリーの前置きがあったからか、私の中ではあまり強い印象が残っていません。
陰湿で嫌な人物だったなあという感じで。シオンの洗脳シーンは衝撃的でしたね。
落とし子という立場だったからあんなに歪んでしまったのでしょうか。

ハウンド

無口で不器用でじっとしていられないおじさん。かわいい。
多分台風の時に外に出ちゃうタイプ。
不器用で言えないけどアリアのことを本当に大切にしているのがとても好きでした。
アリアとハウンドの組み合わせは大好きです。
最期は因縁の兄と一緒に炎に落ちていくという演出が良かった!!

登場人物への思いを語るパートを振り返って

語りすぎてしまった。
他にも語りたい登場人物はいるのですが、それも含めて言えるのは本当に魅力的な人物ばかりでした!
そしてこんなに好きになったり嫌いになったりが途中で変わるのもなかなかないと思います。

まとめ

登場人物の語りが長すぎて力尽きたのでここで終了にします。
一言でいうと最高でした!!
私の好きなゲームにReignsというものがあるのですが、その三作品目がゲーム・オブ・スローンズとコラボした作品なので早速購入しました。

play.google.com

Reigns: Game of Thrones

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  • Devolver
  • ゲーム
  • ¥490
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store.steampowered.com

というか、これをやりたいから視聴を始めたようなものです。
長かったですが、みて本当に良かった!


おまけ
登場人物をデフォルメで書いていこうと思ったけど途中でやる気をなくしたやつ。
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